お魚と健康
魚介類や海藻類には、ビタミンやカルシウムなどの人の健康に必要な栄養成分の他、健康増進に役立つ機能成分が豊富に含まれています。日本は世界でトップレベルの長寿国で、それを支えているものの一つが「魚食」の文化であると言っても過言ではありません。毎日の健康をささえる食生活における魚料理の重要性がますます高くなっています。
お魚を食べることで健康で豊かな生活をおくる
毎日を元気に過ごす
毎日の健康は、毎日の食生活が基本です。体に必要な栄養を必要な分だけ正しく摂取するには日頃の食習慣が重要になります。特に魚1匹まるごと食べられる魚料理には体が必要とする栄養を効率良く摂取することができる優秀なレシピがそろっています。
病気に強い体をつくる
病気にかかる原因の多くは偏った食習の弊害による栄養の偏りから起こります。忙しく栄養を考える余裕のない現代だからこそ自然と栄養バランスのとれた魚中心の食事が見直されています。今後ますます欧米化していく食生活の中で魚料理の果たす役割は重要です。
老後の体をつくる
老後の健康な人生を支えるのはそれまでの食生活で健康な体をつくる事です。魚料理を中心にした食生活は、魚に多く含まれるDHAやIPAにより、コレステロール値を下げる効果があります。それはメタボのような生活習慣病予防になり健康な体に不可欠なきれいな血管とサラサラの血液をつくる事があらゆる加齢による病気の予防になります。また基礎的な体力つくりに必要な高品質なたんぱく質を摂ることができます。
子供に正しい食習慣がつく
魚料理をしない家庭に育った子供は、さらに魚離れを起こす。このことは、このままの状態が続くと、さらに魚離れが進む事を意味します。約半数の子供が“正しく箸を使えない” 現状も食卓に魚料理が並ばなくなった事が原因と思います。「魚離れ」により「箸が使えないこどもたち」が増え、さらに箸が使えないからますます魚を食べなくなる、そういった悪循環が進行する事も懸念されます。子供時代からお魚料理に親しんで正しい食習慣を身につけさせましょう。